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CoffeeLake設計の15.6インチ・ゲーミングノート。新ブランドGシリーズ！

DELL G7 15（7588）の内部構造

2018年4月24日に発売したゲーミングノートG7 15（7588）こと、G7-7588（コンピューターモデル名）をレビューしている。ここでは底面カバーを外し、内部構造を確認する。メモリスロット、ストレージベイなどに比較的楽にアクセスできる。なお後半ではG7-7588のブラックモデルを紹介する。

2018年6月論評
CoffeeLake
（Hシリーズ）

レビューした、DELL G7 15（7588）の構成

Windows 10 Home （64bit）
15.6インチ非光沢 IPS ディスプレイ（解像度1920 × 1080）
第8世代 Core i7-8750H （6コア/12T、9MBキャッシュ、2.2GHz / 最大 4.1GHz）
16GB DDR4メモリ- 2666MHz
NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB GDDR5（Max-Q Design）
256GB SSD （M.2 / SATA接続）+1TB HDD

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※2018年6月10日時点のレビュー。手元の実機レポートであり、仕様は各々の選択により異なる。

底面カバー（ベイドア）の外し方

DELL G7 15（7588）のカバーを外し内部を見る引き続き、G7-7588のホワイトモデルにて、内部構造をチェックする。非光沢ブラックのプラスチック部分が底面カバー（ベイドア）となっており、デュアルファンの位置に2つの吸気口スリットがある。その中央やや下にビス止めが1本してあるので、ドライバで緩める。

あとは数多く配置されたカバーのフックをG7-7588本体から外していくだけだが、これが指先だけの作業では引っかかりが強すぎて外せそうもない。過去レビューでもなかなか無いくらいのシブとさ。カバーが薄いので無理にやると折れると判断。そこで秘密兵器（でもないが）のプラスチックヘラを登場させた。この手のカバーはこの道具が必須で、ホームセンターや100均で売っている。傷をつけないためにも弾力のあるプラスチック製がおすすめで、面積が広いものほど扱いやすい。

外してみたが、これはちょっとフックの数が多すぎないか・・という印象。個体差があるのかもしれないけど、ヘラさえあれば、メモリスロット、ストレージベイなどに比較的楽にアクセスできる。

ゲームを体験できる15インチ・ゲーミング・ノートパソコンG7-7588 G7-7588内部全般。

2つのファンが左右に内蔵され、その間には銅製ヒートパイプが中継している。

※ヒートパイプは温度差が高いほど熱伝導が速いので、その性質を活用している。（高温部から低温部へ熱が伝わる「移動現象」のスピードが速い。材質は熱伝導率の高い銅が最適。）なお、ヒートパイプは熱移送の役割であり、それ自体の放熱効果はない。ゆえに放熱フィンへと熱移送するだけ。特に大型の放熱フィンになると、熱が一定箇所にたまってしまうので、ヒートパイプが満遍なく熱を移送する。ヒートパイプには少量の動作液が封入されており、液化と気化を繰り返しながら熱移送を行う。つまり銅による熱伝導だけではない。

New Dell G7 15のメモリスロットメモリスロットは2基あり、それぞれ別枠で用意されている。

システム用に搭載されているM.2スロットのSSD。このレビュー実機ではSKハイニックス製SC311で、サイズはM.2 2280。接続はSATAとなっている。SSDの上には無線LANカードの搭載。

そしてSSDの下に、テータ用の2.5インチHDDを搭載。実機ではウエスタンデジタル製WD10SPZX。見たところ、7mmの薄型でないと収まらないと思われる。

G7-7588レビュー、SSDはSKハイニックス製SC311、2.5インチHDDはウエスタンデジタル製WD10SPZX 各ストレージのパフォーマンス。

56 WHr、4セルバッテリを搭載。 DELLサイトによれば、バッテリがわずか15分で25%充電されるとのこと。

G7-7588のブラックモデル

第8世代インテル® Core™ i7-8750H プロセッサーこれまでG7-7588のホワイトモデルを被写体に紹介してきたが、カラーバリエーションのひとつであるブラックモデルを紹介する。パーツ構成はホワイトのときと同じだったので、ベンチマークテスト等は省略する。

NVIDIA® GeForce® GTX 1060 NVIDIA® Max Q デザインパームレスト以外はポリカーボネート（工業プラスチック）の筐体。

若干ラメ粉を含んだスパークリング状のブラックペイントで、中央にブルーメタリックのDELLロゴ。半光沢でくどい印象はない。

Dell Gシリーズは、GameとGraphicsの意味後方のグリルデザイン。放熱フィンは同じくブルーカラー。

G7のロゴを配置。

大型の冷却用通気口とデュアルファンを搭載ホワイトモデルと違って色のメリハリがないため、地味路線となる。

2つのフロントスピーカが奏でます。力強いビートを体感前面でもグリルデザインで、スピーカと電源ライトを配置している。

G7-7588の左側面に、セキュリティロック・スロット、電源コネクタ、ギガビットイーサネットLAN端子、USB3.1-Gen1（PowerShare対応）、SDカードスロットを配置。

システムは耐久性に優れたマグネシウム合金で堅牢に補強され、右側面に、ヘッドセット端子、USB3.1-Gen1が2基、USB Type-C端子、HDMI端子を配置。
※このUSB Type-Cでは「USB3.1-Gen2、Thunderbolt 3、Display Port」対応

Dell G7 15ノートパソコンはホワイトとブラックから選択可能。底面ではデュアルファンの位置に吸気口のスリット。2本のスタンドゴムにより底上げしている。

高性能ながら薄さがわずか25mm 15.6インチ非光沢 IPS ディスプレイ（解像度1920 × 1080）。

4KサポートのHDMI 2.0端子ディスプレイベゼルのWebカメラとDELLロゴ。DELLロゴは淡いメタリックブルー。

1.4 mmのキーストロークを確保したキーボードを搭載。アルミ製のパームレスト。アルマイト加工でさらりとした手触り。色は浅めのガンブラック。

ベイドアは1本のネジで開閉 G7のロゴと電源ボタン。電源ボタンの表面は指紋認識リーダーとなっている。なお、ホワイトモデルでは電源ボタンの周りはブルーメタリックの蒸着が施してあったが、ブラックでは特になし。

デルのゲーミングノートパソコンのパフォーマンス一体型のタッチパッドエリア。

デルG7 15ゲーミングノートパソコンの基本アクセサリホワイトモデルのタッチパッドでは、エッジがダイヤモンドカットでブルーの蒸着メッキであったが、ブラックモデルはダイヤモンドカットもなければ蒸着もない。ただの青いラインが引いてあるだけで、この落差には拍子抜けした。

IPS フルHDのディスプレイ最後にブラックモデルのメイン写真。ゲーミングノートG7 15（7588）こと、G7-7588のレビューは以上！

詳しくはDELLサイトへ

2018年6月論評
CoffeeLake
（Hシリーズ）

CoffeeLake設計の15.6インチ・ゲーミングノート。新ブランドGシリーズ！
DELL G7 15（7588）

コスパも重視した15.6インチ・ゲーミングノート。レビュー時点での最高構成は、第8世代Core i7-8750H + NVIDIA GeForce GTX 1060。M.2 SSDと2.5インチHDDのデュアルストレージ構成が可能。

デュアルファン、大きめの放熱フィンを持つ冷却システム。広視野角IPSパネルのフルHDディスプレイ搭載。アルミのパームレスト。USB3.1-Gen1を3基、USB3.1-Gen2、Thunderbolt 3、Display Port対応のUSB Type-C端子を1基装備。ネットワークにKiller E2400搭載。テンキー付きのキーボードを搭載しているが、ゲーム用途に特化していないところは妥協点となる。光学ドライブは搭載しない。

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