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パソ兄さんのPCレビュー(2020年~)
Comet Lake-H~第10世代Coreプロセッサ(Hシリーズ)
開発コード名:Comet Lake-Hは、2020年4月に発表された、第10世代Coreプロセッサのハイエンド版。プロセスルールは14nm。ポジションとしては、CoffeeLake Refresh / 第9世代Core-Hシリーズ (2019年~)の次世代にあたり、本格的なゲームユーザーやクリエイター向けの高性能CPUとなる。ワイヤレスLANにおいてWi-Fi 6へ対応、そしてメインメモリーではDDR4-2933までサポートが上がっている。
ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0を搭載。従来のターボ・ブースト・テクノロジー2.0よりも、シングルスレッド時の高クロック化が可能となった。また、Thermal Velocity Boostへ対応しているモデル(主にCore i7)だと、CPUの温度や電力に余裕があればターボ・ブースト・テクノロジー2.0以上のパワーを引き出す。つまり、上位モデルでは、自動クロックアップにおいて起因する機能が2つあるということ。
例:Core i7-10750H では「ターボ・ブースト利用時の最大周波数 5.00 GHz 」、そして「インテル ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0 の動作周波数 4.80 GHz 」とある。つまり、もうひとつの起因であるThermal Velocity Boostによって+0.2GHzアップしたと理解できる。
従来どおりKシリーズはオーバークロック(OC)可能な倍率ロックフリーモデル。今回、「Intel Speed Optimizer」という機能が加わったことで「ワンクリックのOC」ができる。※2020年4月時点での最上位モデルはCore i9-10980HK
ノート向けの第10世代Coreプロセッサ(14nm)としては、Comet Lake-Uは TDP 15W の低消費電力版で、Comet Lake-H は TDP 45W のハイパフォーマンス版。プロセッサ・ナンバーでは上2桁の10は「世代」を表し、残りの3桁は管理ナンバーで数字が大きいほど上位の傾向にある。
第10世代Coreプロセッサ(Hシリーズ)
- 第10世代 Core i5-10300H
(4コア / 8T、8MBキャッシュ、2.5GHz / 最大 4.5 GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス 】 - 第10世代 Core i5-10400H
(4コア / 8T、8MBキャッシュ、2.6GHz / 最大 4.6 GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス 】 - 第10世代 Core i7-10750H
(6コア / 12T、12MBキャッシュ、2.6GHz / 最大 5.0 GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス 】 - 第10世代 Core i7-10850H
(6コア / 12T、12MBキャッシュ、2.7GHz / 最大 5.1 GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス 】 - 第10世代 Core i7-10870H
(8コア / 16T、16MBキャッシュ、2.2GHz / 最大 5.0 GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス 】
DELL個人向けモデル(Comet Lake-H設計)
G シリーズ
2022年1月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
広視野角 15.6インチディスプレイで1920 × 1080搭載。2辺が狭額のデザイン。高速リフレッシュレート165 Hzに対応している。そのままの材質でポリカーボネート(工業プラスチック)がむき出しになっているので、筐体は格安ノートと同等の仕上がり。 しかし、その代わりというかハイスペック構成が可能で、G15-5510レビュー機では第10世代 Core i7-10870HとGeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)を搭載している。大掛かりなデュアルファンを備え、吸気口、排気口を多く備えたゲーミングPCに仕上がっている。Game Shiftキー(F9で代用)を押すことで、Alienware Command Centerのダイナミック パフォーマンス モード(Gモード)を起動することができる。ゲームプレイ中であっても、ボタンひとつでターボブーストを実行できる機能。 レビュー機はCore i7-10870H + GeForce RTX 3060の構成 |
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
15.6インチゲームノート。ディスプレイは非光沢・広視野角(解像度1920 × 1080)、ゲームノートらしく、高速駆動である120Mhzや144MHzが選べる。デュアルファンを内蔵しており、最大では第10世代 Core i7-10750HとGeForce RTX 2060 の構成が可能。ストレージではPCI Express接続で高速のNVMe SSDを搭載している。光学ドライブは搭載していない。イリデセント・ダークのカラバリでは、天板が虹色に反射する塗装。パームレストはアルミ素材。 上位構成の筐体にはフロントにLEDバーが配置され、フルカラー(約1678万色)の配色が可能。テンキー付きのキーボードでバックライト機能実装。システムのターボ ブースト モードである「Game Shift」を実装。デメリットはゲームに特化したキーボードではないこと。 レビュー機はCore i7-10750H + GeForce RTX 2060の構成 |
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
15.6インチ・ゲームノート(非光沢・広視野角・1920 × 1080)。高速駆動ディスプレイも選べる。テンキー付きのキーボード、バックライト機能を実装。デュアルファンを内蔵。 レビュー時点の最大ではCore i7-10750HとGeForce GTX 1660Ti の構成が可能。天板と底面はポリカーボネート(工業プラスチック)、パームレストはアルミ素材。光学ドライブは搭載していない。装備端子は構成によって異なる。GeForce GTX 1660Ti 搭載時では、USB Type-C端子がThunderbolt 3、Display Port、USB 3.2-Gen2 対応となる。さらにMini Display Port 端子も追加される。 NVMe SSDと2.5インチHDDの構成が可能だが、ストレージでは設計が違うタイプが混在していることに要注意。また全体的にプラスチック感の筐体だったり、ただのプリントロゴだったり、G5やG7と比べるとチープ感が強い。ゲームプレイに特化したキーボードではないところも妥協点となる。 レビュー機はCore i7-10750H + GeForce GTX 1660Tiの構成 |
Inspiron シリーズ
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
15.6インチ非光沢・広視野角ノート(解像度1920 × 1080)。デュアルファンを内蔵しており、最大で第10世代 Core i7-10750HとGeForce GTX 1650Ti の構成が可能。 天板、パームレスト、底面ともアルミ素材を採用。 ディスプレイベゼルの幅はたった5mmほど。狭額でも小型Webカメラを内蔵、プライバシー ・シャッターも付いている。 テンキー付きキーボードで、バックライト機能を搭載。GeForce GTX 1650Ti 搭載時ではType-C端子がThunderbolt 3対応となる。ストレージではM.2スロットを2基実装。HDDベイは実装していないのでHDD構成は無い。PCI Express接続のNVMe SSDを搭載。メインメモリはすでに8GB内蔵しており(オンボードメモリ)、さらにメモリスロットに8GBメモリ増設することで16GBメモリに対応。 本格ゲーミングノート並みの排気システムではなく、スタイリッシュ路線の構造であるため、ハイパフォーマンス化が可能でも、長時間の高負荷稼働には懸念がある。断続的ににハイパフォーマンスを求めるなら問題ないだろう。 レビュー機はCore i7-10750H + GeForce GTX 1650Ti の構成 |
DELL法人向け(Comet Lake-H設計)
Latitude シリーズ
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
180度オープン可能なヒンジ構造の、狭額14インチ・ビジネスノート。広視野角・非光沢・1920 × 1080の仕様が選択可能。筐体は全般がポリカーボネート(工業プラスチック)。光学ドライブは搭載していない。装備しているUSB Type-C端子では、「USB3.2-Gen2 、Display Port 、Power Delivery、Thunderbolt 3」に対応。ギガビットイーサーLAN端子搭載。無線LANではWi-Fi 6が選べる。単体GPUのGeForce MX250が搭載可能で、比較的ライトな本格ゲームであれば1920 × 1080でもプレイ可能な性能である。 レビュー機はCore i7-10850H + GeForce MX250の構成 |
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
狭額15.6インチノート。非光沢・広視野角(解像度1920 × 1080) 選択可。天板はアルミ素材、パームレストと底面はポリカーボネート。デュアル・ポインティング、テンキー付き。バックライトキーボード機能を備えている。180度ディスプレイが開けるヒンジ構造なので、外部モニタを多用しているユーザーなら扱いやすい。光学ドライブは非搭載。 ストレージではNVMe SSDを搭載。装備しているUSB Type-C端子では、「USB3.2-Gen2 、Display Port 、Power Delivery、Thunderbolt 3」に対応。有線LANではガビット・イーサネット・コントローラー (1GbE) を搭載。無線LANではWi-Fi 6が選べる。 レビュー機はCore i7-10850H + 内蔵グラフィックの構成 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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