パソコンでワイヤレス・インターネットを楽しむ/無線LAN

インターネット・プロバイダーで無線LANプランがあり、機材をレンタルできますが、親機(アクセスポイント)と子機(クライアント)をユーザー側で別途購入したほうがお得です。無線LANの規格を踏まえて無線LAN導入知識を解説!無線LANのセキュリティ規格も理解しましょう。

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無線LAN導入知識/無線LANの規格

無線LAN
発信機である親機(アクセスポイント)と、受信機である子機(クライアント)を導入すれば、ワイヤレスでインターネットを楽しむことができます。

親機(アクセスポイント)

親機(アクセスポイント)
アクセスポイントではルーター機能付きや有線LAN搭載の製品が多いです。

アクセスポイント
モデムと親機(アクセスポイント)を接続。

子機(クライアント)

子機(クライアント)
子機(クライアント)は受信機でパソコン側に取り付けます。製品はUSBタイプがほとんど。ノートブック用にはExpress Cardタイプ、PCカード(Card Bus)タイプがありますが、数は少ないです。

無線LANカード
ノートパソコンでは無線LANカードが内蔵されている場合もあります。

USBタイプの子機
USBタイプの子機。ノートやデスクトップパソコン、複数のパソコンに使い回しが可能です。

超小型サイズ
いまや、超小型サイズが主流。ちょっと無くしやすいデメリットも。

デスクトップ機にUSBタイプの子機
デスクトップ機にUSBタイプの子機を装着した様子。

無線LAN機材は購入するのがお得!

インターネット・プロバイダーで無線LANプランがあり、機材をレンタルできますが、長期的なことを考えると割高です。大概1万円以下で一式揃えられるので、自分で機材を購入することをお勧めします。ノートパソコンでは無線LAN内蔵で販売されている場合もあるので確認してみてください。

無線LANの規格

IEEE802.11b/g/n
アクセスポイントとクライアントには、無線規格としてIEEE802.11n / IEEE802.11g / IEEE802.11bなどがあります。複数対応できる場合は、IEEE802.11b/g/nのようにまとめて表記されます。

無線LANに関する世界標準が「IEEE802.11」という規格で、さらに「a」「b」「g」「n」などに細分化されます。無線局免許が不要なので気軽に導入できます。光回線によるネット環境が広まり、高速無線LAN規格である「IEEE802.11n」がメインとなっています。

「IEEE802.11b」の特徴
周波数帯は2.4GHz。周波数帯がかぶるため電子レンジのノイズに干渉し、通信速度の低下となる。通信速度が最大11Mbps(理論値)なので、今となっては低速。

「IEEE802.11g」の特徴
IEEE802.11bの上位規格で、同じく周波数帯は2.4GHz。IEEE802.11bと互換性を持つ。電子レンジのノイズによる干渉はやや軽減。通信速度が最大54Mbps(理論値)で、IEEE802.11bよりも5倍ほどスピードアップ。

「IEEE802.11a」の特徴
周波数帯は5GHz。周波数帯が異なるので電子レンジのノイズに干渉しません。通信速度が最大54Mbps(理論値)。障害物による電波障害があるところがデメリット。特に金属やコンクリートでは電波障害の影響が強い。マイナーのためIEEE802.11aに対応しない無線機器が多い。

「IEEE802.11n」の特徴
周波数帯は2.4GHzおよび5GHz。2.4GHzのみは安価なタイプ。2.4GHzと5GHzの両方が使えるのは高価なタイプ。複数同時に無線機器を使う場合は、両方使える高価タイプがお勧め。(2.4GHzと5GHzを使い分けることでお互いの干渉を避けることが可能。)
IEEE802.11nは、通信速度600Mbpsを目指している規格。最初はドラフト版として市場に出回り、2009年9月に正式規格になる。
無線機器では通信速度が最大150Mbps(理論値)および、最大300Mbps(理論値)のものがある。

無線LANのセキュリティ規格

WEP(64/128bit) DSやPSPなどのゲーム機が採用する暗号。解読されやすいのでパソコン用には向かない。
WPA
(暗号化形式:TKIP)
脆弱なWEPの代替えとしてWAPが登場。暗号にはTKIPを採用。WEPよりも解読しにくい規格だが、解読法が発表されているので安心はできない。
WPA2
(暗号化形式:AES)
WEPやWPA(TKIP)とは異なる新しい暗号のAESを採用。セキュリティレベルが高い。「Wi-Fi CERTIFIED」ロゴはWPA2 認証を受けている。
Wi-Fi CERTIFIED

無線セットアップ・システム

WPS
使い始めには、親機(アクセスポイント)と子機(クライアント)の暗号化設定が必要になります。通常は細かい設定がいるのですが、ワンタッチで楽に設定できるものがあります。機能ボタンを押すと暗号が子機に送信され、自動設定されます。ワンタッチでも従来はメーカー独自のものがあり、他社製の子機が対応していない場合がありましたが、今はいくつかの規格で策定されています。同じ規格内であれば、親機と子機が異なるメーカー場合でも使うことができます。

WPS (Wi-Fi Protected Setup )

業界団体「Wi-Fiアライアンス」によって策定。多くの親機メーカーが採用するシステム。

AOSS (AirStation One-Touch Secure System)

バッファロー製の親機であるAirStationが採用するシステム。

らくらく無線スタート

NEC製の親機が多く採用するシステム。

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