液晶モニタ知識/超解像度モニタとは

フルHDを超える解像度が、2560 × 1600という「超・解像度」です。クリエイターやマニア向けの液晶モニタになりますが、DELLデジタルハイエンドシリーズU3011 30インチワイドモニタを例に紹介します。また、超解像度モニタへの出力にはデュアルリンクが必要になります。

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プロフェッショナルな超・解像度モニタ(2560 × 1600)

2560 x 1600
一般的な家庭用では事実上、フルHD(1920×1080)がもっとも高い解像度です。しかし、クリエイターやマニア向けの液晶モニタには2560 × 1600という、フルHDを超える解像度の製品があります。「HD」や「フルHD」のような正式名称は2011年時点でまだないので、通称「超・解像度」と呼ばれているようです。上記写真は、超解像度のDELLデジタルハイエンドシリーズU3011 30インチワイドモニタです。

超解像度(2560 × 1600)を22~24インチに採用すると文字等が細かすぎて見難くなるので、30インチ以上のスタンダード解像度となると思われます。いくら時代が大画面&高解像度に向かっても、30インチモニタを使うのは一部のユーザーでしょう。
30インチ以上のモニタといえば液晶テレビがありますが、フルHDコンテンツ(地デジやブルーレイなど)が基本なので、超解像度(2560 × 1600)を採用することはありえません。

2560 x 1600)のニーズ
超解像度(2560 × 1600)のニーズは、デュアルモニターを使っているユーザーにあるでしょう。フルHD(1920×1080)でも足りないという場合、デュアルモニタで作業領域を広げるわけですが、画面上はつながっていてもベゼル部分で見た目の境界ができてしまいます。そこで作業に不都合があれば、超解像度(2560 × 1600)しかありません。

一部ゲームでは「グランド セフト オートIV PC版」のように、超解像度(2560 × 1600)対応のゲームが存在します。こういったマニアックなユーザー向けでもあります。
2011年1月時点では市販されている最高解像度のモニタです。ただ、業務用ではこれを遥かに超える解像度製品が存在するようです。

超解像度は、広大な作業領域

デュアルリンクが必要
超解像度(2560 × 1600)で地図を表示すると、その領域に圧倒されます。30インチの大画面ともなると色変異(色ムラ)が目立つサイズなので、色変異しにくいIPSパネルを採用している製品がほとんどです。では、フルHD(1920×1080)の領域と比較してみましょう。

フルHD解像度(1920×1080)の表示領域なら、Yahoo!JapanのTopページを2つ
こちらがフルHD(1920×1080)の領域。ちなみに24インチワイドモニタです。

2560 x 1600の領域を見た目で理解
そして、こちらが超解像度(2560 × 1600)の領域。サイズは30インチワイド。フルHDコンテンツの地デジやブルーレイを意識する必要はないので、アスペクト比は16:10です。(※フルHDモニタは、フルHDコンテンツの都合上、アスペクト比16:9が多い)

フルHDの領域を赤枠で囲みましたが、圧倒的に超解像度が広領域です。24インチワイドモニタに超解像度(2560 × 1600)を採用したら、おそろしく文字やアイコンが小さくなるでしょうね。

超解像度(2560 × 1600)の接続には、デュアル リンク

超解像度(2560 × 1600)の接続には、デュアル リンクが必須です。デュアル リンクについては解説済みですが、もう一度解説しておきましょう。

DVI端子およびHDMI端子はTMDS方式という方法で、デジタル信号をモニタへ伝送しています。この信号の伝送路をTMDSリンクといいますが、2本の伝送路を用意したものがデュアルリンク、1本がシングルリンクです。

シングルリンクでは、解像度が1920×1200までの出力になります。それを越える場合はデュアルリンクが必須となります。ちなみに、シングルリンクで1920×1200を越えるモニタと接続した場合、画面表示はしますが、1920×1200までの表示になります。

フルHDまでは「シングルリンク」であるため、特に気にしなくても構いません。しかし、超解像度(2560 × 1600)の接続には、搭載するグラフィックカードやケーブルがデュアル リンク対応でなければなりません。なお、アナログ(VGA)端子は最大で2048x1280までなので、超解像度モニタとの接続には向きません。

デュアルリンクの対応確認

「デュアルリンク対応」のグラフィックカードを搭載する必要があります。そしてグラフィックカードに装備しているDVI端子およびHDMI端子と液晶モニタを接続します。対応か分からない場合は、グラフィックカードの最大表示解像度を参考にするのもいいでしょう。

DVI-D
ケーブルにも注意が必要です。DVIケーブルの場合、デュアルリンク用とシングルリンク用があります。ピンの真ん中が空白になっているのがシングルリンク用なので、コネクタの見た目で判断できます。

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