OSであるWindows 7とは

当サイトはDELLユーザーによるパソコン知識ガイドです。パソコンの基本ソフトであるOSについて説明します。OSはユーザーとパソコンとの橋渡しの役割があり、Windowsが大半を占めます。そして7世代目のWindows OSがWindows 7です。

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OS(オペレーティング・システム)のWindows 7

Windows 7
OS(オペレーティング・システム)とは、コンピュータと名の付くものには必ず入っている基本ソフトの総称です。 Microsoft社のWindowsシリーズが有名ですが、Windows Serverシリーズというのもあります。他社ではApple社のMac OS X、UNIX系ではLinuxがあります。

OSの役割

OSは、ユーザーとパソコンとの橋渡しの役割があり、キーボード入力など基本的な動作はすべてOSによって実現されています。グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を持つので、ユーザーがプログラムそのものではなく視覚的に操作することができます。つまり、マウスを使って感覚的に操作できるってことです。
そして各アプリケーションソフトはOSの提供する機能に則って作られており、ハードウェア(パーツ構成)の違いがあってもOSが調整しているので、どのパソコンでもアプリケーションソフトの操作が統一しています。周辺機器やハードウエアのやりとりをするシステムの「デバイスドライバ」もOSによって動いています。

7世代目のOS、Windows 7

当サイトのメインはWindowsパソコンなので、以後Windowsの解説をしていきます。2011年の主流は、2009年10月22日に登場したWindows 7。ネーミングの由来は「1985年のWindows 1.0から数えて7世代目」から来ています。

1世代目 Windows 1.0(1985年)

2世代目 Windows 2.0(1987年)
3世代目 Windows 3.0(1990年)
Windows 3.1(1992年・日本語版1993年)、
4世代目 Windows 95
1995年の登場。スタートボタンとスターメニューという、現在の基本的な画面はここから始った。32bitアプリが動作するようになり、パソコンブームを巻き起こした存在。
Windows 98
1998年の登場。Windows 95の基本を引き継いだ存在で、このころUSBのサポートが始まった。DVDが市場に登場し始めたころです。
Windows Me
2000年の登場。9x系最後のOSで、操作画面のリニューアルやマルチメディア対応の強化がされています。2001年にはWindows XPが登場したため、短命だったOS。

5世代目 Windows XP
2001年の登場。これまでビジネス用として別路線だったWindows NT系を、これまでの家庭用Windowsと統合。(NTのカーネルを採用。)インターネットユーザーも急激に増え、インターネット常時接続が普通になってきたブロードバンド時代へ突入。
6世代目 Windows Vista
2007年の登場。Windows Aeroの美しい操作画面がポイント。さらにセキュリティ機能や検索機能が強化されたOS。登場当時は動作に追いつかないパソコン製品が多く、不幸にも不評を買う。快適に動作できるパソコンであれば評価できるOSで、Windows 7のベースを築いたといってもいいでしょう。このころは、地デジやブルーレイといったHDコンテンツの普及時期。
7世代目 Windows 7
2009年の登場。これまで高負荷となっていったOSの歴史とは逆転現象が起き、Vistaよりも軽くなりパフォーマンスが大幅アップ。ミニノートのような性能が低いパソコンでも搭載可能。
Windows Aeroなどの美しい操作画面は引き継がれつつ改善。使いやすさも向上。

ぱっと見た感じではVistaと大きく変わってないWindows 7ですが、「操作性、インターフェース、互換性」など、Vistaを使っていたユーザーの意見を取り入れたこともあり、かなり完成度が高くなっています。Windows 7発売後15日間の累計販売数は、Vistaの時よりも倍以上だったようです。

大幅なパフォーマンスアップ!
Windws 7は、OS自体やアプリケーションの起動の早さ、スムーズなウィンドウ切り替えといった快適操作感、メモリを効率よく使うシステム、従来よりもマルチコアに最適化されたシステムなど多くの点で向上が見られます。同じ構成のパソコンでも、Vistaを使うよりWindows 7を使うほうが総合性能が高くなる傾向にあります。高度な3Dゲームのベンチマークテストにおいても数パーセントの向上がみられる例もあります。ブルーレイのようなHD動画(高精細動画)の再生も、Windows7のほうがCPUに軽い負担で済む構造となっています。
エディションがProfessional以上であれば「Windows XP Mode」によって、XPオンリーだったソフトも利用できます。よってビジネスユーザーにも安心なOSというわけです。

Windows 7ではメモリの消費を減少

Windows 7がVistaよりも快適に動く、ベンチマークスコアが高いといった理由のひとつにメモリの効率的な使用があります。Vistaではユーザーが意識していないバックグラウンドで多々プログラム稼動している場合が多く、メモリを余計に消費していました。 しかし、Windows 7ではバックグラウンドで勝手に稼動することはありません。ユーザーが触らない限りは、稼動しない仕組みになっています。例えば、「Bluetooth機能が起動するのはBluetoothデバイスが接続されたときのみ」などです。ウィンドウを開くたびにメモリを消費していたVistaですが、Windows 7ではメモリ使用量が一定を保っています。

このことで高速起動が可能になり、メモリもメインのところへ割り当てられるわけです。 パソコンにもよりますが、Vistaと比べると200~300MBほどメモリ消費を抑えられるようです。

Windows 7の高速レスポンス

Windows7ではシステムが効率よくメモリを利用し、高度なマルチタスク処理をすることによって高速化が図られています。そのため、電源を入れたときの起動が速い。アプリケーションの起動やウィンドウの切り替えスピードなどが速いなど体感速度がアップしています。 同じ構成のパソコンでVistaと比べたら、3Dゲームのベンチマークスコアが6%近く向上したり、ブルーレイディスク再生時のCPUの負荷率が軽減したなどのレポートがみられます。Windows7の起動時間は、XPに比べ約10%、Vistaに比べ約40%も短縮。 シャットダウン時間は、WindowsXPに比べ30%短縮。シャットダウンは高速とされてきたVistaに比べ約10%の短縮を実現。

マルチコアおよびマルチスレッドにネイティブ

Windows 7はマルチスレッド動作するように設計されています。Windows 7 32 ビット版は、最大32 コアをサポート。64 ビット版は最大 256 コアをサポートできます。

Windows 7の登場で、64bit 環境移行のきっかけに

Windows 7では32bit、64bit版がラインナップされています。Vistaのころに64bitの意識が進んだこともあり、多くのメーカーが64bit版のドライバを手配するようになってきました。また、64bit版Windows 7にはWOW(Windows On Windows 64)という機能があり、32bit環境をエミュレーションできるので多くの32bitソフトを動かすことができます。

64bitなら4GB以上のメモリが使える

32bit版は4GBメモリ搭載しても他のデバイスがこの領域を使用するため、実際は3GB程度しか認識しません。32bit版である以上、3GBの壁があるのです。
32bitOSでは、4GBを認識しない
こちらは32bit版。4GBメモリ搭載していますが、タスクマネージャで見ると使用できるのは3.325GBメモリとなっています。

64bit版なら6GBメモリを搭載すれば、きっちり6GB認識
一方、64bit版なら6GBメモリを搭載すれば、きっちり6GB認識してくれます。Windows 7 Home Premiumなら最大16GBメモリまで認識できます。Windows 7 Professional以上なら最大192GBメモリまで。(ただし、マザーボードの仕様にもよります。)

エディション 32bit 64bit
Windows 7 Home Premium 最大
3.5GBメモリ前後
最大 16GBメモリ
Windows 7 Professional 最大 192GBメモリ
Windows 7 Ultimate

64bitなら、アプリ割り当てメモリも大容量に

32bitでは1つのアプリに割り当てられるメモリが2GBまでですが、64bitでは制限がありません。そのためアプリの複数起動は64bitが有利で快適です。

64bit なら、メモリのスーパーフェッチが効果的

DDR3メモリには、アプリに必要なデータを先読みする機能(スーパーフェッチ)がありますが、大容量メモリほど効果的。より起動が高速化されます。

そもそも、32bit、64bitとは何なのか?

コンピュータの計算は「0と1」の組み合わせで成り立っています。つまり2進法ですね。
最小単位の1bitというのは「0と1」を使って「1桁」で表せる状態です。つまり0か1しかないので、2通りしかありません。8bitなら8桁ですから「2×8乗」で計算できます。すると「0と1」を使って256通りの組み合わせで表現できるわけです。
同様に、 32bitは「2の32乗」、64bitは「2の64乗」となり、プログラムの幅が広がっていくのです。64bit環境では扱えるメモリ空間が広がるため、これまで以上の膨大な計算処理ができるわけです


Windows 7 Professional以上は、Windows XPモードがあり

Windows 7 Professional以上ならWindows XPモードが使えます。Windows XPモードとは、仮想環境のWindows XPを作り上げる機能で、昔のXP対応ソフトを使うことができます。互換モードでもダメだったときの最終手段です。

※Windows XPモードの注意事項
Windows XPモードを使うには、Intel VTおよびAMD-Vといった仮想化技術に対応したCPUが必要です。また、DirectXには対応していないため、 DirectXを必要とする3Dゲームはプレイできません。

Windows 7 を実行するために必要なPCスペック


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次は、Windows 7のエディションを紹介
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