SSDの問題点
●HDDに比べて1GBの単価が高価格。
●2008年時点で、最大容量がHDDよりかなり低いので、高画質の動画をストックするような使い方には向かない。2008年8時点で4〜64GBが流通。
(補足:ビジネス用途であれば充分な容量なので、モバイル用途であればなおさら問題にはならないと思われます。)
●SSD内にて、同じエリアでの繰り返し書き込みをしたとき、耐性がHDDより低いとされます。そのため分散して書き込むような機能がないと、SSD自体の寿命が短いとの指摘がある。
SSDの寿命
SSDのようなフラッシュ・メモリは、例えば電池と言った外部電源がなくてもデータを保存し続けていますよね。これは「トンネル酸化膜」という絶縁体を使い、保存しているからです。データを記録したり消去するたびに電子が「トンネル酸化膜」を通過するわけですがここに唯一、物理的な消耗があります。
この動作が繰り返され、酸化膜が劣化して絶縁性が無くなるとSSDの寿命となります。一般的なNAND型では100万回の書き換えまで可能といわれますので、
一般ユーザーの使用では全く気にしなくても大丈夫です。100万回に達するまえに、他のパーツの老朽化や買い換え時期が来ると推測できます。
SSD内で書き換えるエリアが集中すると、その部分の酸化膜の劣化を招きます。そのため、「ウェアレベリング」という処理で一部分に集中しないように分散させる技術がありますが、耐久性についてはまだ研究が進められている段階です。
SSDの2つのタイプ
SSDには2つのタイプがあります。
1つは、 HDDと同じ外観でサイズも3.5、2.5、1.8インチと共通し、IDEやSATAなどコネクタも共通化しているので、そのままHDDの交換の如く使用できるタイプ。
カスタマイズでHDDかSSDか選択できるモデルは、利便性からこのタイプを採用すると推測できます。
もう1つは、チップむき出しの基板でパソコンに搭載されているSSD。
覆っている金属ケースなどがないため、パーツコストが削減でき、SSDオンリーの製品に対して採用されているケースが多いです。
SSDは、HDDの世代交代となるか
CPUやメモリが高速化するなか、HDDだけは飛躍的な高速化がされていません。大容量化は進んだものの、構造的限界からこれ以上の高速化は難しいといいます。
ゆえに、SSDへの切り替えが来るとは思いますが、最大容量と普及率の問題で2008年時点では、大容量の保存にはHDD、モバイル使用にはSSDが最適といったところです。 |