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電源ユニット

パソコンの電源ユニット写真
電源ユニットは、パソコンの各構成パーツに電力を供給するパーツです。通称「電源」と呼ばれますが、パソコンによって250W、300W、高性能になると500W以上のものがあります。ノートパソコンは低発熱の必要があるため、一般的なのは60W~90W程度になります。上の写真は、デスクトップパソコンの電源ユニット。パソコン内部パーツの中では一番大きいです。

acアダプタ
▲ノートパソコンの電源ユニット。一般的には「ACアダプタ」と呼ばれます。ノートパソコンに内蔵するとパソコン自体が大型化するので、このように外部にユニットが置かれます。
基本的にパソコンが高性能になるほど消費電力が高くなるので、それに応じた出力がいります。そして高出力ほど電源ユニットのサイズが大きくなるので、高性能なパソコンほど大型化します。

ACアダプタをチェックします。
エントリーノートInspiron 15、「65WのACアダプタ」

ミニノートのアダプタ
超省電力のミニノートInspiron mini 9、「30WのACアダプタ」
コンパクトなので、プラグとユニット部分が一体になっています。

デスクトップ並みの電源容量
ハイスペック・ゲーミングノートパソコンXPS M1730のACアダプタ。
230Wもあるため、お弁当箱みたいにビッグサイズ!
では、もう少し詳しく電源ユニットの役割について解説しましょう。

電源ユニットの役割

電源ユニット電源ユニットは電源を供給するわけですが、それ以前に「AC-DC変換」の役割をします。ACとは交流電気、DCとは直流電気。つまり、AC(交流)をDC(直流)に変換するパーツです。
発電所から家庭までの長い距離を無駄なく電気を送るにはAC(交流)が最適で、家庭用コンセントからはAC(交流)が流れています。しかし、家電製品ではDC(直流)が使われるので、コンセントからつないできた電気はDCに変換しないといけないのです。そのため、このような変換ユニットが存在し、内蔵されたり外部に置かれたりします。(なぜ、電源をAC/DCとかACアダプタというか分かりましたか?)

安定して電気を供給、そして保護

実は、家庭内コンセントからの電源は常に安定しているわけではなく、エアコンや電子レンジなど大電力製品を使うと細かいところで電源出力に変動が起きます。そのまま影響を受けると、パソコンも不安定な状態になってしまいます。そこで電源ユニットが出力変動による影響を吸収し、パソコン自体には常に安定して電源を供給しています。
また、雷で家電製品が壊れないように配電盤にはブレーカーがありますが、電源ユニット自体も、パソコンパーツに影響を与えないように保護する役割があります。

電源ユニットの変換効率

電源ユニットはACをDCに変換するパーツですが、コンセントからの電気を100%、DCに変換しているわけではありません。例えば、パーツ自体が消費した電力が100Wであっても実際は125Wかかっている場合もあるのです。
それは、 電源ユニット自体の消費電力と変換し損じたロスがあるからです。変換ロスした電気は熱になるといわれるので、変換効率が悪い電源ユニットほど発熱しやすく、冷却ファンもよく回す必要があります。
そのことから、良い電源ユニットは、発熱は程々で静音であるといえます。

変換効率のよい電源ユニットの目印

電源ユニットのメーカーごとに変換効率を公表している場合がありますが、各社独自の測定のため他社製品との比較は困難でした。
そこで参考になるのが、ECos Consultingという会社が管理している認証プログラムです。変換効率が80%以上あるものに「80PLUS」が認証され、ロゴマークの添付が認められます。ECos社が同じ規定で各社の製品を測定しているので、信用性が高いです。
80PLUSロゴマーク
「80PLUS」をもっと細かく区分すると以下のような表記がされます。
電源変換効率が80%以上⇒ 「80PLUS」
電源変換効率が82%以上⇒ 「80PLUS BRONZE」
電源変換効率が85%以上⇒ 「80PLUS SILVER」
電源変換効率が87%以上⇒ 「80PLUS GOLD」

つまり、優秀な順に、金・銀・銅が付きます。2008年6月時点の、販売されている製品では「80PLUS bronze」が最高だそうです。

ロゴ 80PLUSノーマル
80PLUS
ブロンズBRONZE
80PLUS BRONZE
シルバーSILVER
80PLUS SILVER
ゴールドGOLD
80PLUS GOLD

負荷20%
負荷100%

変換効率
80%
変換効率
82%
変換効率
85%
変換効率
87%
負荷50% 80% 85% 88% 90%

出力スペック表をチェック

パソコンの電源出力を見る
電源ユニットは、家庭用コンセントの交流電気から直流電気へ変換するわけですが、この際、直流の5Vや12Vといった電圧に分配されて変換します。そしてパソコンパーツによって決められた出力系統で電源供給がされます。
ぜひ、一度、電源ユニットに貼られている出力スペックのラベルをチェックしてみましょう。
出力系統は「+12V」を要チェック!
「+12V」はCPUやマザーボード、グラフィックカードなど消費電力の高いパーツに使われます。+12Vは出力系統を複数持つケースが多く、1~6系統の電源ユニットが存在します。一般的には「+12V1」と「+12V2」の2系統が主流です。
ちなみに、グラフィックカード(PCI Express)、HDD、光学ドライブなどは、「+12V1」、
CPUには「+12V2」を使うことが定められています。
一見、電源ユニットの確認は400Wや500Wといったトータル出力だけに注目しがちですが、
1系統に電力が偏ると電源不足に陥るため、各系統の定格に従ってそれぞれのパーツを使い分ける必要があります。A(アンペア)数が高いほど、高い電力に対応できます。
その他の出力系統は特に重視する必要なし
+12V以外には「+3.3V」や「+5V」がありますが、これが電源不足になるケースはほとんどないので気にしなくても問題ありません。ちなみに「+5VSB」はスリープといった省エネモードの電源供給に使われ、Windows Vistaでは2A以上が必要とされます。

電源ユニットの静音性を求めるなら、大口径ファン

電源ユニットのファン
電源ユニットには冷却ファンが取り付けられていますが、これがパソコンの騒音原因のひとつです。
しかし、大口径ファンであれば少ない回転数で冷却効果があるので静音性が期待できます。一応、ファンが12cm以上あれば大口径となります。

パソコンを買ったら電源ユニットもチェックしてみよう!

AcBel製電源ユニット
手元にあったパソコンをチェックしてみたら、80PLUSではなかったものの、定評のあるAcBel製でした。AcBelは、世界の30社以上へOEM(委託を受けた相手先ブランドでの生産)で、高い実績を持ちます。AcBelは目標不良率0%を企業理念としており、実際、不良率は100万台にたった150台という記録を達成しています。こうした極めて低故障率の実績があるため、多くのパソコンメーカーがこぞって採用しています。のパソコンもひと安心です。パソコンの電源ユニットすべてがAcBel製ではありませんが、購入した場合、チェックしてみるのもいいでしょう。

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