拡張型のInspiron 580とスリム型のInspiron 580sが登場!
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デルの新製品情報 ≫ 2010年1月23日

Westmereプラットフォーム採用の新モデル!拡張型のInspiron 580とスリム型のInspiron 580sが新登場!

2010年1月に、インテルWestmereプラットフォーム採用の新モデル!拡張型のInspiron 580スリム型のInspiron 580sが発売されました。ついに、エントリーモデルでCore 2 Duoマシンの後継となるCore i3マシンの登場です。
この2つのモデルはおそらくマザーボードが同じものだと思われます。規格自体は同じですが、デル内でのカスタマイズではスリム型のInspiron 580sが控えめのスペックとなっています。

Westmereプラットフォームとは

今回のパソコンの基本設計の話をします。まず2009年9月にCore i7-800 / Core i5-700シリーズが登場しましたが、これらは2世代目のNehalemプラットフォームです。そして2010年1月今回登場したのは、その拡張版であるWestmereです。
拡張版であるため高い互換性があり、前者シリーズにも対応しています。そしてWestmere用のCPUとして,Core i3-500 / Core i5-600シリーズが登場しています。

ランク プラットフォーム シリーズ 特徴 互換性

↑上位

↓下位

2008年11月登場
Nehalemマイクロアーキテクチャ
Core i7-900
  • Core 2 Quadの後継
  • 4コア(8スレッド動作)
  • HTテクノロジー
  • ターボ・ブースト
  • トリプル・チャンネル
  • 上位であるが構造は古い
以下シリーズと
互換性なし
2009年9月登場
2世代目Nehalemマイクロアーキテクチャ
Core i7-800
  • Core 2 Quadの後継
  • 4コア(8スレッド動作)
  • HTテクノロジー
  • ターボ・ブースト
  • デュアル・チャンネル
互換性あり
(H57 Expressチップセットが対応できる)
Core i5-700
  • Core 2 Quadの後継
  • 4コア(4スレッド動作)
  • ターボ・ブーストあり
  • デュアル・チャンネル
2010年1月登場
Nehalemマイクロアーキテクチャ拡張版
(Westmere)
Core i5-600
  • Core 2 Duoの後継
  • 2コア(4スレッド動作)
  • ターボ・ブーストあり
  • デュアル・チャンネル
  • グラフィック機能を内蔵
Core i3-500
  • Core 2 Duoの後継
  • 2コア(4スレッド動作)
  • デュアル・チャンネル
  • グラフィック機能を内蔵
  • ターボブーストは無い
※キーワード解説
ターボ・ブースト = 必要に応じてクロックアップし、処理速度をあげる機能。
HTテクノロジー = 物理的コア数×2倍の動作が可能。
トリプル・チャンネル = メモリを3枚同時挿しで、メモリの速度アップ。
デュアル・チャンネル = メモリを2枚同時挿しで、メモリの速度アップ。

Nehalemマイクロアーキテクチャ拡張版(Westmere)のCPUであるCore i3-500 / Core i5-600シリーズが登場。グラフィック機能を内蔵したのが主な特徴。グラフィックカードがなくても、内蔵グラフィック機能で、ブルーレイや地デジなどのHDコンテンツを扱える性能があります。Inspiron 580/580sの前機種「Inspiron 545/545s」では、グラフィックカードなしでのHDコンテンツは厳しいものでした。

Core i3-500 / Core i5-600シリーズはCore 2 Duoの後継で、デュアルコアですが、HTテクノロジーによって擬似4コアの動作をします。ただし、Core i3-500シリーズは低価格帯のためターボブーストは省かれています。(※ターボ・ブースト = 必要に応じてクロックアップし、処理速度をあげる機能。)

Inspiron 580と580sの共通事項

Inspiron 580/580sの両機ともインテル H57 Expressチップセットを採用しており、Nehalemマイクロアーキテクチャ拡張版 (Westmere)に正式対応しています。前機種Inspiron 545/545sのCore 2 Duoマシンとはまったく別の基本設計です。

2010年1月時点、Inspiron 580/580sともCore i3に対応、Inspiron 580だけi5-700シリーズ対応となっています。チップセットは上位機種のStudio XPS 8100と同じであり、Core i5-600/Core i7-800シリーズも対応できるはずですが、差別化のためかカスタマイズにはラインナップされていません。(今後はどうなるか不明。)

Inspiron 580/580sが搭載できるCore i3-500シリーズとは

ブランド Core i3-500 Core i5-600
プロセッサー・ナンバー 530 540 650 660 661 670
定格
動作周波数(GHz)
2.93 3.06 3.20 3.33 3.33 3.46
最大
動作周波数(GHz)
なし
3.46 3.60 3.60 3.73
GPU
クロック
733MHz
900MHz 733MHz
3次キャッシュ
メモリ
4MB
実装コア数
2コア
HTテクノロジー
HTテクノロジーで4スレッド(擬似4コア)
メモリ
DDR3-1333MHz(デュアル・チャンネル対応)
※今回のモデルはエントリーモデルのためか、1066MHz
TDP
73W
87W 73W
CPUソケット
LGA1156

Core i3-500/Core i5-600シリーズのランナップは上記の通り。ただし、製品が搭載できるプロセッサーナンバーはデルサイトで確認してください。なお、Core i5-600シリーズは製品のカスタマイズ枠にないので、グレーで潰しました。設計自体はDDR3メモリ1333MHzに対応できるはずですが、今回のモデルは差別化のためか1066MHzにダウンしています。大きな特徴は次の通り。



Core i3-500シリーズを搭載したときのプラットフォームは図の通り。グラフィック機能をCPUにパッケージング。内部では分離しているので、正確には統合ではありません。メモリコントローラーとグラフィックス・インターフェースはグラフィックコアが管理しています。
グラフィックカードを使用せず、内蔵のグラフィック機能を使用する場合は、FDIを介してチップセットへ信号を送り、チップセットからモニタへと出力されます。

Inspiron 580が搭載できるCore i5-700シリーズとは

ブランド Core i7-800 Core i5-700
プロセッサー・ナンバー 870 860 750
定格
動作周波数
2.93GHz 2.8GHz 2.66GHz
最大
動作周波数
3.60GHz 3.46GHz 3.20GHz
3次キャッシュメモリ
8MB
実装コア数
4コア
HTテクノロジー
HTテクノロジーで8スレッド(擬似8コア)
なし
メモリ
DDR3-1333MHz(デュアル・チャンネル対応)
※今回のモデルはエントリーモデルのためか、1066MHz
TDP
95W
CPUソケット
LGA1156

Inspiron 580ではCore i5-700シリーズに対応しています。Core i7-800はカスタマイズ枠で対応していないのでグレーで潰しています。
こちらは最新のWestmereプラットフォーム用CPUではなく、その前の2世代目NehalemマイクロアーキテクチャのCPUです。プロセスは1世代前の45nmとなります。互換性で搭載可能となっていますが、先発とはいえCore i3の上位CPUです。4つのコアを持つクアッドコアで、3次キャッシュメモリは倍の8MB。ターボブーストがあるので、自動クロックアップができます。

Core i7-800、i5-700シリーズ
なお、Core i5-700はグラフィックコアを内蔵していないので、グラフィックカードの搭載が必須となります。

Inspiron 580と580sの特徴

【Inspiron 580は販売終了】
デュアルコアのCore i3、およびクアッドコアのCore i5が搭載可能のエントリー向け拡張型デスクトップ。光学ドライブおよびHDDをそれぞれ最大2台まで搭載できる拡張性。
19規格対応メモリカードスロット、ギガビットイーサーLANを標準装備。モニタ出力はVGAだけでなくデジタルのHDMI端子をオンボード装備。拡張スロットは、PCI Express ×16が1つ、PCI Express ×1が2つ、PCI が1つ。300W電源を装備。Inspiron 580sよりも高度なグラフィックカードが選べます。

【Inspiron 580s 販売終了】
デュアルコアのCore i3が搭載可能の、エントリー向けスリム型デスクトップ。スタンダードな構成で十分なユーザーには最適で、スリムで、しかも横置きが可能で設置しやすいメリットがあります。光学ドライブは1台までですが、HDDを最大2台まで搭載できる拡張性もあります。19規格対応メモリカードスロット、ギガビットイーサーLANを標準装備。モニタ出力はVGAだけでなくデジタルのHDMI端子をオンボード装備。拡張スロットは、PCI Express ×16が1つ、PCI Express ×1が2つ、PCI が1つ。250W電源を装備。

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出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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