納得パソコン購入術!パソ兄さんは、DELL(デル)購入ガイド DELL Studio 15リニューアル情報!
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デルの新製品情報 ≫ 2009年3月12日

DELL Studio 15が2度目のリニューアル


15.6インチワイドの、エンターテインメントノートStudio 15
2009年3月6日に、Inspiron 15の上位機種にあたるエンターテインメントノートStudio 15が2度目のリニューアルを果たし新登場です。つまり3番目のStudio 15ということですね。
前バージョンと何が違うのかというと、大きな点ではアスペクト比(画面の横縦の比率)が16:10から16:9へと変わりました。よって画面サイズは15.4インチワイドから15.6インチワイドへ変更です。横長にワイド感を感じるのが特徴的。
16:9は液晶テレビと同じアスペクト比なので、地デジノートにしてテレビを観たり、テレビ向けに制作された映像コンテンツDVD視聴なら、上下に黒帯が入ることなく、画面いっぱいに表示されます。
ほかにStudio 15のリニューアル点はありますが、まず初代Studio 15からリニューアルの経緯を解説しながら進めていきます。

■2008年7月、初代Studio 15が登場
Inspiron 1520の後継機としてStudio 15が新発売。インターネット使用の低価格ノートより性能が高く、動画を主としたエンターテインメントノートです。
ですが、チップセットがGM 965 Express(グラフィック搭載時はPM 965 Express)でInspiron 1520と変わっていなかったのです。つまり基本的なベースに変化はなく、HDMI端子やギガビットイーサーが新たに搭載され、WLEDディスプレイ、ブルーレイコンボドライブ、高解像度液晶などカスタマイズ要素が変わっただけでした。
単体のグラフィックが搭載できたからエンターテインメント機として成り立ったものの、オンボードグラフィックでは、インターネットメイン機と大差がないショボイものでした。
当然、単体のグラフィックを搭載しないオンボードグラフィック状態では、ブルーレイを再生する能力がありません。
■2008年10月、Studio 15がリニューアル
初登場から3ヵ月後、リニューアル。チップセットがGM 965 ExpressからGM 45 Express(グラフィック搭載時はPM 45 Express)に変更。インテルのプラットフォーム・ブランドの「Centrino 2」に対応しました。まったく、「初代のStudio 15は何なのさ?」状態です。
GM 45 Expressのオンボードグラフィックは、ブルーレイディスクなどHDコンテンツを再生できる能力を持ちます。当然、単体のグラフィックを搭載すれば、さらにグラフィック性能が向上するのでよっぽどヘビーな3Dゲームでなければ、ゲーム使用も可能です。
そのほか、USBと共有のeSATA端子を新たに装備。搭載CPUなどカスタマイズ面でも変化がありました。
■2009年3月、Studio 15が2度目のリニューアル
そして、2009年3月6日、3番目のStudio 15としてリニューアル!
チップセットは1代前と変わらずGM 45 Express(グラフィック搭載時はPM 45 Express)ですが、大きな変化は以下の通り。
液晶テレビと同じアスペクト比(16:9)で、15.4インチワイドから15.6インチワイドへ
WLEDディスプレイが標準搭載
OSは、32Bit/64bitから選べる
64bitにすれば、6〜8GBメモリの搭載も可能
カスタマイズに強力なグラフィック(GPU)搭載が可能
3Wウーファー搭載の5.1chサラウンドシステムで迫力の音質
では、変化内容を個々に解説していきましょう。

3代目のStudio 15は、16:9のアスペクト比

dell Inspiron15
▲左 16:10のInspiron1525 / 右 16:9のInspiron 15
3代目のStudio 15の写真がないので、かわりに同じ15インチクラスのInspiron1525とInspiron 15で、アスペクト比を比較してみましょう。
左:Inspiron1525は、2代目のStudio 15と同じ16:10、
右:Inspiron15は、今回リニューアルの3代目Studio 15と同じ16:9です。

液晶モニタのアスペクト比
アスペクト比とは液晶画面の「横と縦の比率」です。これまでパソコン用モニタでは16:10、液晶テレビでは16:9が主流でしたが、16:9に統一される傾向にあります。
地デジ放送などは16:9なので、新Studio 15なら上下に黒い帯が入らずにフル表示されます。

地デジの字幕表示Inspiron 1520

▲初代Studio 15と2代目Studio15は、16:10なので地デジテレビを観ると、このように上下に黒帯が入ります。今回リニューアルのStudio 15には入りません。
もう少し細かいことを言うと、地デジ放送や、テレビ向けに制作されたドラマのDVDでは確かに黒帯は入りません。しかし、劇場公開の映画などは「スコープ・サイズ」が採用されるため、約2:1の比率です。(正確には2.35:1)。そのため、モニタが16:10であっても16:9であっても、結局は黒い帯が入ってしまいます。

テレビにも


ちなみに、我が家ではパソコンでテレビを観るので、きっちり16:9へ移行ずみ。

新Studio15は、WLEDディスプレイが標準搭載

一代前のStudio 15は、カスタマイズでバックライトを「WLED」にすることができましたが、今回の新Studio 15ではなんと標準搭載。
そもそも、バックライトとは
液晶パネル自体は発光しないため、背面にある光源から照射しています。いわゆる「バックライト」ですね。このバックライトの種類に従来の冷陰極管と、後発のWLED(白色LED)があります。具体的な違いとして冷陰極管は小型の蛍光灯で、白色LEDは白色発光ダイオードです。

WLED(白色LED)の特徴
WLEDは冷陰極管が発する白色光よりも色純度が高いので、液晶画面の発色が良くなります。また軽量で衝撃にも強く、基本的には半永久とも言われるほど長寿命です。
極めて低消費電力で小型なので、液晶モニタを薄型に設計できるメリットがあります。
LED
▲WLED(白色LED)は、懐中電灯などにも使われ始めています。冷陰極管と違い点光源です。
WLEDの光は熱をほとんど持たず、紫外線といった有害な影響が無いとされ、美術品などの照明に採用されます。具体的な実証はないですが、長時間のパソコン使用で目が疲れる、人体の影響にシビアな方はWLEDの液晶モニタはいいですね。

新Studio15は、32Bit/64bit OSから選べる

これまでのStudio 15は32bitOSだけでしたが、64bitも可能になりました。2009年になって64bit化の波が押し寄せているようです。
64bit Vistaにする最大の理由は、4GBを超える容量のメモリが搭載できることです。(6〜8GBメモリの搭載可能。) 現在主流の32bit Vistaではメモリの搭載は最大4GBまでとなっており、しかも、実際利用できるのは約3.3GBメモリです。
ただし、メモリ容量を増やせるからというだけで64bitを選ぶのはやめましょう。
64bitOSには64bitソフトが必要です、これまでの32bitソフトは引き継げません。正確にいえば、64bitOSは32bitソフトをエミュレーター機能で動作できます。しかし、動作安定の保証はないし、32bitOSで使うほうが動作が速いです。64bit環境を確保できる方だけが64bitOSにしましょう。※64bitOSについてもっと知りたい方はこちら

新Studio15は、強力なグラフィック(GPU)搭載が可能


チップセットは一代前と変わらないGM 45 Express(グラフィック搭載時はPM 45 Express)なので、オンボードグラフィック状態では一代前とグラフィック性能に違いはありません。
とはいっても、GM45 Expressにはチップセット内蔵オンボード・グラフィックの「GMA 4500MHD」があります。「GMA 4500MHD」は動画支援機能を持ち、HDコンテンツ再生に高度な性能を持ちます。
今回のStudio 15の注目すべきグラフィックは、カスタマイズで搭載できるGPU(単体のグラフィック)です。2009年3月時点ではATI Mobility RADEON HD 4570が搭載できます。デルサイトでは従来の2倍以上のグラフィック性能と解説していますが、おそらく一代前のStudio 15が搭載していた「ATI Mobility RADEON HD 3450」の2倍以上ということでしょう。

「RADEON HD 4000」シリーズ

ATI Mobility RADEON HD 4570など「RADEON HD 4000」シリーズの特長を解説します。
RADEON HDシリーズには動画再生支援機能が搭載され、HDコンテンツの再生などCPUの負担を軽減します。Radeon HD4000シリーズはUVD2という最新バージョンで、2画面同時再生コンテンツに対応しており、同時再生支援数を2つ持ちます。
一代前のStudio 15が搭載していた「ATI Mobility RADEON HD 3450」でも2画面対応ではないものの動画再生支援機能はありました。しかし、「RADEON HD 4000」シリーズが大きく上回る特長は、GPGPU技術です。

GPGPU技術とは

GPGPU(General Purpose GPU)技術とは、グラフィックの頭脳であるGPUに、CPUが行う一般的な計算も行わせる技術。
とはいっても計算にはいろいろな種類があり、CPUが担う一部の計算となります。この場合、とくにGPUが得意とするのが物理シミュレーションや人工頭脳のような計算です。ATIのRADEONでは「ATI Stream」いうのがGPGPU技術に当たります。

新Studio 15のその他の概要

そのほか、200万画素ウェブカメラ、ギガビットイーサーLAN、HDMI端子、8規格対応メモリカードスロット、USB共有のeSATA端子、IEEE1394端子、PCI-Expressカードスロットなど一代前のStudio 15にあった端子は引き継いでいますが、削減されたものもあります。
USB端子が計4つ⇒3つへ
PCI-Expressカードスロット34/54mm対応⇒34mmのみ

しかし、3Wウーファー搭載の5.1chサラウンドシステム搭載などプラスされたエンタテインメント要素もあり、価格もかなり抑え気味になっています。Studio 15の下位にInspiron 15がありますが、これより少し予算アップで購入できることを思えば、今回のリニューアルStudio 15はかなりおすすめのノートパソコンと断言できます。
【詳しくはデルのサイトで⇒Studio 15 販売終了 】

新Studio15同様、デルの16:9ノートパソコンをチェック!

Inspiron 15
15.6インチワイド光沢液晶を搭載。Core 2 Duoプロセッサー搭載可能。低価格のためオンボード・グラフィックですが、グラフィック機能が強化されたチップセット内蔵「GMA 4500MHD」のため、ブルーレイや地デジなどのHDコンテンツの再生が可能です。
一世代前の低価格ノートでは不可だった娯楽使用が可能になりました。ライトなゲームや低解像プレイならゲーム用にも可能です。
アスペクト比が液晶テレビと同じ16:9で、地デジ放送などを観ても上下に黒い帯が入ることはありません。
DLNA対応。DLNA対応の家電(レコーダーやテレビなど)があれば家庭内LANで接続が可能。パソコンに保存されている動画を離れたリビングのテレビに映したり、LANを通じて相互利用が可能です。
Webカメラを搭載すれば、ビデオチャットだけでなく、顔認証ソフトウェアによってセキュリティ管理が出来ます。


Studio XPS 16
16インチワイド液晶を搭載。アルミと皮革素材を用いた高級感あふれる外観。
上位クラスのCore 2 Duoプロセッサー搭載可能で、ゲームや動画編集など高度な使用が可能。アスペクト比が液晶テレビと同じ16:9で、地デジ放送などを観ても上下に黒い帯が入ることはありません。
今となっては高画質でないDVD映像でも、高画質にアップコンバージョンし再生する機能を持ち、5.1chドルビーサウンド対応、サブウーファースピーカー付きで、映像コンテンツに最適な高性能ノート。
Webカメラ搭載でビデオチャットだけでなく、顔認証ソフトウェアによってセキュリティ管理が出来ます。


 

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